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バットの森づくり 記念植樹会

2008年4月末、岐阜県高山市にて『バットの森づくり 記念植樹会』が行われました。

2005年からミズノとオークヴィレッジが協力し、バット材を有効利用する取り組みを始めました。
野球バット製造時に発生する不適格材を有効利用し、携帯ストラップやキーホルダーなどのグッズを開発・販売しています。その売り上げの2%を「バットの森」基金として寄付し、NPO法人ドングリの会の活動を通してアオダモなどバットになる木の植林、育林活動を行っています。

このプロジェクトが4回目となる今回は、プロ野球選手のバットになる木材として知られるアオダモが樹木として広く認知されるようにという発足当初からの要望を実現させ、樹齢推定30〜40年になる『アオダモシンボルツリー』記念植樹を行いました。

また、開会式の挨拶では久保田名人からバットについて話がありました。

「50年間アオダモの木のお陰で仕事を続けてくる事ができました。もう一度アオダモを山へ戻すという仕事に参加できた事は、すごくラッキーでした。ありがたいと思っています。

今回は、アオダモという名前の由来についてお話します。
科目では、アオダモ、トネリコなどタモの仲間はヒイラギ科に入ります。アオダモというのは学名ではなく、北海道の地元の方たちが呼ぶ通称です。
バットになる木というのはだいたい10インチ(直系が25cmぐらい)にならないと作れません。アオダモが生えている山から1mの長さに切り出して下に運ぶ時、丸太を谷へ落します。谷へ落とした時、アオダモの樹液が谷の水に浸かって水が青くなる。ということから『アオダモ』という名前がついたといいます。

バット材では、松井選手(ニューヨーク・ヤンキース)はメープル(楓の仲間)、イチロー選手(シアトル・マリナーズ)はアオダモを使っています。
50年前はトネリコという種類の木が硬式用のバットとして使われていました。トネリコのバットは九州の高地にあって、地元では「アオドネ」というトネリコトは少し違う木がとても珍重されていました。バットに良いという事で伐採されてしまい資源が枯渇しました。
アオダモはトネリコに比べて非常に強いですが、比重が高くて重いバットしか作れません。トネリコがある時は、アオダモはあまり使われていませんでした。枯渇してきてからアオダモに移行し、30年ほど前からアオダモが硬式野球で使われるようになりました。

イチロー選手は練習用とゲーム用で120本ほどのバットをつくります。120本のバットを作ろうと思ったら、角材が約1万本必要になります。
なぜそれほど多くの木が必要かと言うと、木なので重さがまちまちだからです。イチロー選手のバットは33.5インチ、一番太いところで62.5mm、重さは880〜900g。形、長さを変えずに重さを揃えないといけないので、重さの合う木しか使えません。
重さの合う木を見つけるには1万本近い材料がないと、年間162試合ゲームを行うバットを作る事ができません。

また、バットは1本の木を十文字に分けて4本の角材を作ります。そのため、電柱ほどの太い木でないとバット材に使用できません。今回のシンボルツリーは私の後輩の後輩ぐらいの年代でやっと使える太さになります。大変貴重な木です。」

■植樹

午前中に植樹を行う森の階段作りを行いました。午後からは苗木を植えやすくするため、森の生えている笹や草などを刈り地拵えを行いました。子ども達も自分の身長ほどある笹を一生懸命刈っていました。

植樹では、アオダモの苗木100本と、森林の多様性に配慮してミズナラやヤマザクラ、カエデなどアオダモ以外の木も60本ほど準備しました。

山は斜面になっているので、苗木を運ぶのも一苦労ですが、元気に育つよう2〜3mの間隔を開けながら苗木を植えていきました。久保田名人も大きな苗木を持ち、山の急斜面を上の方まで運んで行き、養分を取られないよう周りの草を刈って丁寧に苗木を植えていました。

苗木にはリボンが付けられ、元気に育つよう祈りの言葉や自分の名前を記載しました。数年後訪れた時にどのぐらい成長しているのかとても楽しみです。

■日本人メジャーリーガーのバットを振ろう!

今回はイチロー選手(シアトル・マリナーズ)と、松井選手(ニューヨーク・ヤンキース)のバットを実際に振ることができました。
子ども達は慣れない大人用の木製バットを一生懸命振って、プロのバットの感触を確かめていました。子どもだけでなく、大人達も昔の感覚を思い出しながらバッティングに励んでいました。

実際にバットを振った子ども達からは、「すごく重かった」「打った時の感触がいつもと違った」「大きくなったら僕もこのバットを使えるようになりたい!」と、皆とても楽しんだ様子でした。

■みどりのかけ箸運動

ミズノは、プロ野球選手のバットになれなかったアオダモの不適格材を利用したお箸「みどりのかけ箸」を作っています。
自分が使うお箸を持ち歩くことで、割り箸の使用量削減を目指し、ミズノ、ローソン、オークヴィレッジの3社が提言する地球環境に配慮した取り組みの一環である『木の循環プロジェクト』として展開しています。

■バット材利用商品

▲ストラップ/2ZV-10
左から
2ZV-10100(バット&キャップ)・・・\630(本体\600)
2ZV-10200(バット&ボール)・・・\525(本体\500)
2ZV-10300(バット&ベース)・・・\525(本体\500)
2ZV-10500(バット&ユニフォーム)・・・\630(本体\600)
2ZV-10600(ボール)・・・\525(本体\500)
▼ストラップ/2ZV-20
左から
2ZV-20100(バット&キャップ)・・・\1,260(本体\1,200)
2ZV-20200(バット&ボール)・・・\1,050(本体\1,000)
2ZV-20300(バット&ベース)・・・\1,050(本体\1,000)
2ZV-20400(ボール)・・・\840(本体\800)
2ZV-20500(バット&ユニフォーム)・・・\1,260(本体\1,200)


▲タモキー/2ZV-30100 \525(本体\500)
左から P001:全国制覇 P002:一球入魂
P003:継続は力なり P004:野球魂 P006:努力は無限V

▼タモキー/2ZV-30100 \525(本体\500)
左から P010:夢叶うまで挑戦 P011:完全燃焼
P016:平常心 P022:美人マネージャー P029:ソフトボール命
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