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ラストや素材、スパイクなどの最終仕様がほぼ決定すれば、フィニッシュを託すのはやはり春名の腕でありクラフトマンシップ。プロ・アマ選手との
コミュニケーションから得た数多くの意見、足型サンプリングなどによる膨大な蓄積データをもとに微調整を繰り返し、革の張り具合やステッチライン、
すべての要素に気を配りながら入念にシューズをつくり込んでいく。その様相は、まさにひとつの道を極め抜いた、職人の姿そのものだ。
仕上がったシューズを手に取ると、センターラインの左右で大きさが若干異なっているように見える。しかし、それは人間の足型をリアルに再現した
もので、足を外に逃さず、親指側に自然と体重がかかる工夫なのだという。そして実際に履いてみると、カーフと呼ばれる薄くきめ細かい上質革が、
足とソフトに密着。少し歩けば、紐を結ばなくても踵部分がしっかりと足についてくる。
それらの性能は、ミズノが定義した『フィット感』『ホールド感』『自然な体重移動』という、理想的な履き心地の条件そのもの。そこにたどり着くまで
一切の妥協はしない。そう誓いあった全スタッフの努力の成果が、ついに実を結んだのだ。
よくプロ選手たちにシューズについての感想を求めると、「なんだかいいね、このシューズ」との返事が返ってくることがあるらしい。実はそれこそが
シューズにとって最大の褒め言葉であると、和田は語る。
「なにかというのは、具体的には語れないフィーリングのこと。本当に履き心地がいいシューズでないと、そんな答えは返ってきませんから。この
シューズもプロ選手にお渡ししたとき、”なんだかいいね”といってもらえれば、それほど嬉しいことはありません。」
新しいミズノプロの外観だけを眺めれば、従来モデルとさほど変わっていない、という印象を持たれるかもしれない。しかし、一度シューズに足を通せば、
かつてのミズノプロをも凌駕する履き心地、そこに息づく春名の、和田の、開発スタッフたちの情熱とこだわりが、はっきりと体感できるはずだ。
「言葉だけでは伝えきれない履き心地。ぜひ店頭で実感してもらいたいですね。」
NEWミズノプロ。それは、一徹なクラフトマンシップと最先端テクノロジーの融合が生んだ、紛れもなくミズノの最高傑作である。 |
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